和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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〒231-0862横浜市中区元町5-190-1

10月

ハッピー!ハロウィンと、「れ」・・・礼装。

今日は、ハロウィン。

元町は午後から、ハロウィンのイベントが開催されます。お天気が心配ですが、お時間ありましたら、お出かけください。

すっかりお馴染みのハロウィンですが、元々はケルト人版「お盆」。

日本での最初のハロウィン仮装パレードは、1983年。原宿のキディランドが始めたそうです。バレンタインしかり、クリスマスしかり、日本のお店は販売促進に、世界中からイベントを輸入してますね。

子ども達がまだ小さいころ、近くの米軍住宅にご招待されて、ハロウィンに出かけました。「トリック・オア・トリート」と言いながら、家々を回りお菓子を集めていました。そこは、日本だけれども、アメリカ。頂くお菓子も、アメリカで普通に食べているモノ。日本のお菓子に慣れている、彼らのお口には合わないようで、見た目は珍しくおいしそうでしたが・・・。残念そうでした。

さて、今日のひより版着物用語の基礎知識。お題は「れ」。

「れ」で始まる着物用語・・・礼装、連続柄・・・とても少ない。

二者択一ですね。「礼装」を取り上げてみたいと思います。

礼装・・・儀式に出席する時に着る、礼儀正しい服装。一般の場合の着物の礼装は、男性の第一礼装は黒羽二重五つ紋付。女性の第一礼装は、黒留袖・黒紋付。未婚の方は、振袖。

男性の場合は、紋付き袴の次は、色紋付で、いたってシンプル。

しかし、女性は第一礼装以下が、複雑。定義としては、黒留袖の次が、色留袖、訪問着、色無地、江戸小紋紋付となり、その下が、付け下げ、小紋、絞り、お召し、最近は紬の訪問着。次が紬やウールになりますが、それぞれ、合わせる帯によって、微妙に「格」が上がったり、下がったりします。

お着物における「格」とは・・・。着物におけるフォーマル度の事を言います。着物から小物全てに「格」が存在し、フォーマル度の高い物を「格が高い」と言います。

この「格」の存在が、着物は難し~い!の原因。しかし、決まり事なので、TPOが必要な集まりに行くときは、守らないといけません。

「格」は、まず素材で、次は模様の付け方で決まってきます。価格ではありません。例えば、20万円の縮緬の訪問着と、200万円の紬の訪問着。格上は、20万円の縮緬の訪問着です。どんなに高くても、紬は普段着なので、柄が訪問着の絵付けでも、結婚式には不向き。ちょっとしたパーティーは可です。

なんて、管理人もイマイチ、難しくって、分かっていない所があり、また、地方によっては、微妙に違ったりします。大きく外れていなければ良し!だと思います・・・。

男性の礼装に比べ、女性は本当に複雑。

本来、女性は正式な場所に、出る事が無い時代が長かった日本では、長い歴史の中で、女性の礼装ができたのは最近。だから、皆勝手に、あ~でもない、こ~でもないと、決めてしまって、複雑になってるんじゃないのぉ~と、管理人は解釈しておりますが・・・。

所で、「礼装」と「正装」の違い、ご存知ですか?

「礼装」は、儀式に出席する時の装い。一方、「正装」は、正式な装い。ある程度決められた装い。制服のある学校の生徒のは、制服が「正装」。

ちなみに、お相撲さんの「正装」は、あの「回し」姿らしいですよ!お尻を出してても、正装なんだぁ~・・・ですね。

ひよりにある、未婚女性の第一礼装の振袖達。

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初恋の日と「た」・・・足袋。

今日も横浜は、気持ちの良い青空が広がっています。

こんな日は、秋を感じながら、お外でのんびりと、お空を眺めていた~い!衝動を抑えつつ、お仕事をしております。

今日は、「初恋の日」だそうで。

なんでも、長野県小諸市の温泉「中棚荘」が制定したようで、この宿、島崎藤村のゆかりの宿で、藤村が「初恋」の詩を発表した10月30日を記念として、イベントを行っているんだとか。

昨年まで、「中棚荘初恋はがき大賞」ってイベントを行っていましたが、終わってしまったようです。

初恋・・・・定義が難しいですね。初恋はいつ?って問われても、はて、どれが初恋なのか?決して惚れっぽい訳ではなく、どこからを初恋と言うのか・・・。まぁ~、ど~でも良い事ですね。

初恋と言えば、スピッツの歌って、なんとなく淡い初恋って感じがする(全く個人の感想)。って事で、今日は珍しく、スピッツをききながら、お仕事をしております。いつもは、テンションの上がる洋楽。

しかし、あれですね、恋に恋する夢子ちゃん(古い表現)が一番幸せですね。恋に落ちてしまうと、意外と苦しくて切ない事が多い。やがて、その恋心が愛情に変わると、さらに大変。しかし、幸せも多くなるので、いいんです!人を愛するって素敵な事。皆さま、恋をしていますか~。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日は「た」

「た」で始まる着物用語・・・足袋、高下駄、宝尽くし、大名畳み、伊達締め、伊達襟、丹後ちりめん、丹前・・・などなど。

この中から、今日は「足袋」を取り上げます。

足袋・・・和装の時に足に直接はく衣類。木綿が一般的。小鉤(こはぜ)で固定する。つま先が、親指と他の指の2つの部分に分かれている。

足袋は、お着物には欠かせない和装小物。

黒足袋や色足袋は、普段のお着物。礼装や慶弔の場合は、白足袋。白足袋は、礼装から普段のお着物まで使用できます。

こはぜの数は、通常4枚ですが、礼装の場合は5枚こはぜを使用します。肌が見えないように・・・だと思います。

季節に合わせて、素材も色々。管理人は、夏は麻の足袋。冬は厚地のネル足袋を使用してます。

夏の麻足袋は快適ですが、冬のネル足袋だけでは、極度の冷え症には辛い・・。厚地のネル足袋の中に、薄いインナー足袋か、薄地の五本指ソックスを履いてます。ネル足袋じゃないときは、普通の五本指ソックスの上から、ストレッチ足袋を重ね履き。

流石に、重ね履きをすると、見てくれは悪い。どうしたの?その足。むくんで腫れてる?って感じですが、冷えは大敵!オシャレの為のやせ我慢は、この年では無理。

最近では、お洒落な足袋も沢山でております。ポイントや、さし色として楽しんで下さい。

ひよりにもオシャレな足袋ございますよ。

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小桜柄足袋 23cm ¥2,500

今年もあと66日。「よ」・・・夜着畳み。

年末まであと66日。・・・だから?

深い意味はございません。「6」が並ぶと、何故か反応してしまう性質で・・・。あと、66日なんて、早いですねぇ~。

最近では、本格的に寒くなる前の、この時期に、大掃除をしちゃいましょう!なんてのが、流行っているようですね。いかがですか?

普段、配偶者と気ままな2人暮らしの管理人にとって、年末年始は子ども達が帰って来る。嬉しさ2/5、面倒くささ3/5って感じ。すっかり着物部屋になっている、子どものお部屋を片付けねば!と、気持ちだけ焦り始める頃です。

年末近くになって、慌てないように、今から少しずつ、お掃除しましょう!

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日は「よ」。

「よ」で始まる、着物用語・・・米沢紬、夜着畳み、四つ身、四つ身祝い着、よろけ縞、楊柳・・などなど。

またしても、どれも、ときめかない・・・。原点にもどり、母から娘に伝える、最低限の着物知識からすると・・・夜着畳みかなぁ~。

そんな訳で、今日は「夜着畳み」を取り上げます。

夜着畳み・・・・大名畳みとも言う。夜着とは、掛布団として使用する、綿の入った着物の事。刺繍や箔加工の着物、留袖や振袖をたたむ。大きくたたむので、しわの付きにくい畳み方。

畳み方は、いたってシンプル。

着物を、両脇線で折り返して広げ、袖を身頃に平らに重ね、全体を長方形にして、長辺を腰の辺りで二つ折りにして、さらに二つか三つに折る。

その時、箔加工などの箇所には、和紙を挟むと良い。長辺の折りシワが気になるようだったら、折った所に、真綿や和紙を巻いたものを挟むといいでしょう。

って、簡単と言っても、活字では何の事やら?ですよね・・・。

写真で解説。と言っても、雑な撮影故、ご自分でググってご覧になる事が一番。親切丁寧なページが沢山ありますよ。

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着物を着た時の形に平置きする。注意!衿は内側に折る。写真は折り忘れておりました・・・雑で、すみません。

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 袖を、脇線で折り、身頃に重ねる。長方形になる。

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腰の辺りで折り、重ねる。

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 もう一度、重ねる。

 

「か」・・・加賀友禅。

今日も、横浜は気持ちの良い秋晴れ。

元町は、今日と明日、フードフェアが夕方から開催されます。

元町仲通りを中心に、飲食店出店屋台が沢山でて、ライブ演奏もありの、秋の夜長にピッタリのイベントです。お時間ありましたら、ぜひいらしてください。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日は「か」。

管理人、今日はちょっと私事で、ちょっぴり忙しく、時間があまりないので、サクサクと進めます。

「か」で始まる、着物用語。・・・鹿の子絞り、飾り紐、飾り結び、間道、関西仕立て、関東仕立て、鏡仕立て、重ね衿、貝の口、角袖、角帯、裃、肩上げ、肩当、かけ衿、型染め、唐織、加賀友禅・・・・・た~くさんあります。

この中から今日は「加賀友禅」を取り上げます。

加賀友禅・・・・京友禅の創始者・宮崎友禅斎が、晩年、京都から加賀(今の石川県)へ移り住み伝える。

絵柄は、京友禅の華やかな古典柄に比べ、写実性に富み、草・花・鳥などの自然描写が中心で、葉の「虫喰い」も表現する。

色彩は、紅系統を生かした多彩調で、加賀五彩といわれる藍、臙脂(えんじ)、黄土、草、古代紫を基調。京友禅は淡青単彩調が多いといわれています。

図案から染色まで分業の京友禅に対し、図案から染色を作家本人が行う。その責任の証として、落款がある。以上。

加賀友禅、いいですよ。管理人も、嫁入り道具のお着物に、加賀友禅入ってました。

この加賀友禅の値段を聞いて、「何ですと!」と、聞き直してしまいました。家にある着物を、適当に着て楽しむだけで、自分で買ったことが無かった為、値段の相場を知らなかった者にとって、もはや、「着るモノの値段ではない!」衝撃でした。

お嫁に行った先で、恥をかかないようにとの親心だったのでしょうが・・・・。親心って、時として重い・・・。

今では、お嫁入り支度に、着物を何枚も揃える事はありませんが、当時はまだその風習があり、親は大変だったんだなぁ~と、しみじみ思います。今、同じことを娘に出来るか?ムリ・ムリ・ムリ・ムリ・無理・・・。

加賀友禅のお話しですよね・・・。これは、それぞれの好みなので、実際にご覧になって、ご自分で感じていただく事が一番です。・・・なんて、お仕事放棄モードですね。

ここで、管理人があれやこれや言うより、見て感じる事が一番!

京友禅、加賀友禅、東京友禅と友禅にも色々あります。それぞれ特徴があり、お好みを見つけていただくと良いと思います。

着物はあくまでも、身に着けるファッション。値段じゃございません。産地も関係ございません。自分が身に着けて、しっくり来るものが、自分に合っている物。自分が気持ちよく着られる物。それを見つければ良いのです。

加賀友禅 鳥や、松の枝が写実的に描かれています。

加賀五彩の色使いが良くわかる お品。

$ミス加賀友禅スタッフブログ-加賀友禅 虫喰い

葉の虫喰いを表現。

 写真: 正絹 丹後縮緬★京友禅桜吹寄★手作り品★袱紗 懐紙入れ

こちらは、京友禅。

 

新月と「わ」

横浜は、気持ちの良い秋晴れ。お空が高い。

今日は、新月。旧暦の朔日(ついたち)。

新月の時は、管理人は何となく調子が悪く、失敗が多い・・・・って、それって、いつもなんじゃなぁ~い!なんて、つっこまれそうですが、普段の、2.5倍ぐらい、調子が悪く、失敗が多いような気がする・・。

こんな時は、あれやこれや手を出さず、淡々と、粛々と過ごすに限る!

で、ひより版着物用語の基礎知識。本日は「わ」。「わ」も、名詞の少ない字です・・・やれやれ。

「わ」で始まる、着物用語・・・割り付け文様、綿入れ、綿帽子、和装小物。

今回は、「和装小物」を取り上げます。

和装小物・・・・着物を着る時に必要な物の総称。着物・襦袢・帯以外のモノ全て(ざっくりしております)

代表な物は、帯揚げ・帯締め・半襟・肌着・腰紐(着用に必要)、あとは、草履やバッグ、その他、根付けや筥迫、髪飾りと・・・た~くさんあります。

着物を全く着た事が無く、また、ご家族で誰もお召しにならない環境の場合、着物を着始めようと思うと、最初は、お金がかかります。仕方が無い。

しかし、お洋服をお召しになるのと考え方は同じで、シンプルな装いがお好きな方と、色々アクセサリーや小物を身に着けた装いがお好きな方では、アイテム数に違いが出ます。

最初から、あれやこれやと、一気に揃えるのではなく、最低限必要なモノから少しずつ始めれば良いと思います。

また、夏に浴衣をお召しになり、浴衣以外にお着物を着てみたい!と思っていらっしゃる方、浴衣と着物の間のようなモノがありますよ。

ウールの着物。最近はあまり見なくなりましたが、管理人が若かった頃は、お正月に必ず着てました。

暖かくて、お手入れも楽、お家でお洗濯可能。また、着付けも、浴衣とほぼ同じなので、浴衣を一人で着られる方なら、大丈夫!

このウールの着物、静電気が起こりやすいのが難点。しかし、静電気防止スプレーで、緩和されます。

浴衣から、着物まではハードルが高いなぁ~と、思っていらっしゃる方にピッタリ。

ひよりでは、もう少し寒くなった頃、このウールのお着物を出します。それまで、待てない!って方は、お電話でお問い合わせ下さい。きっと、店主が蔵から出してくれます・・・・多分。

話を和装小物に戻して・・、和装小物で楽しいアイテムNo1は半襟ですね(管理人的には)。

着物の襟から、ほんの少ししか見えないモノですが、ここに何を持ってくるかで、全体の印象が全く違って来ます。だから、選ぶのが楽しい!

ひよりにも、楽しい半襟がございます。ぜひ、お店でご覧ください。

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刺繍半襟 左/¥6,000 右/¥3,000

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ハギレ ¥500 半襟としてお使い頂けます。

 

 

 

 

和装小物とは、きものを着るときに必要となるものの総称です。帯揚げや帯締め、帯留、半襟、重ね襟、羽織紐、髪飾り、筥迫、扇子、根付などの表に見えるものから、和装肌着や着付け道具のように着るときに必要なものをいいます。最近では、草履や下駄などの履物やバッグ・手提げ、日傘や雨傘などの傘類、懐中時計などの実用品まで、和装に用いる様々なアイテムを総称して、和装小物といいます。

霜降(そうこ)と「り」・・・。

今日の横浜は冷たい雨。二十四節気の「霜降」らしい日です。

霜降・・・露が冷気によって霜となり始める日。紅葉が始まり、今日から、立冬までの間に吹く寒い北風を、木枯らしと言います。

もう季節は冬に入っているのに、体は、イマイチついて行かれなくって、戸惑っております。

冬支度をせねば!

今月の上旬から始めた、「ひより版 着物用語の基礎知識」ですが、予想通り・・・予定通り。飽きてきました。

今日の「り」、明日の「ぬ」、次の「る」。極めつけは、「を」。と、立て続けに、用語の少ない言葉が続き、興味をそそられる内容も乏しい・・・。飽きている上に、追い打ちをかけるかのような言葉の連続・・・。

これは、管理人に与えられた、試練なのでしょうか?・・・。これを、頑張って乗り越えると、見えてくる物があるのだろうか?・・・。

などど、自問自答しながら、のら~り、くら~りと、時間を過ごしております。

何にも、頭にひらめいて来ません・・・・トホホ。

いっそ、この問題の4文字を繋げて、一気にやっつけてしまえば!と、悪魔がささやき始めております。

そんな、訳で、今日は特別企画、「り」「ぬ」「る」「を」一緒にやっちゃいます。

」で始まる、着物用語・・・綸子、琉球絣、利休下駄、琉球紅型・・・。

」で始まる、着物用語・・・縫、縫込み、塗下駄、縫いしつけ、縫い箔、抜き衿・・・。

」で始まる、着物用語・・・瑠璃色、ループ編み。少ない!!しりとりでも、「る」って少ない。

」で始まる、着物用語・・・なし。

以上、から「るり色綸子の着物の、縫込みを広げるを取り上げます。意味不明!などとの抗議は、一切受け付けません。

瑠璃色・・半貴石のラピスラズリを粉砕した顔料。高松塚古墳でも使用される。

綸子・・・柔らかい質感がある。艶があり滑らかな生地で光沢がある。花嫁衣装や訪問着、振袖に使用。

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 綸子の振袖

縫込み・・・縫い代の中に入れ込んで縫われた部分。縫込みを、広げる事で、サイズを大きくすることができる。また、部分によっては、型崩れ防止だったり、衽先の縫込みは襟芯の役目をしたりする。

「瑠璃色の綸子の着物の、縫込みを広げる」・・・譲り受けた、綸子のお着物。サイズが小さいので、縫込みを広げて、着る。って意味です。そのまんま・・・・ですね。

譲りうけたお着物って、小さい場合が多いです。そんな時は、縫込みを確かめて、可能であれば、伸ばしてお召しになって下さい。

・・・・・って、何とか結末に到達しましたが、いったい、自分は何をしているんだろう?大丈夫か?と、迷いながらの、無理やりの展開で、終わらせてしまいました。自分の無能さに落ち込みつつ、今日は、お終いにします。申し訳ございません。

明日から、頑張ります。

ちなみに、ひよりは、サイズのお直しを、たまわっておりま~す。

お直しのお品をお持ちいただけましたら、和裁士が直接ご相談を承ります。(事前にお電話下さい)

裄直し ¥6,000~ 身巾直し ¥11,200~ (参考価格)お着物の状態や、お直しの内容で、価格は変わります。

マザーテレサの日と、「ち」・・・乳。

今日は、マザーテレサの日。

皆さま、マザーテレサはご存知ですよね。とても素敵なカトリックの修道女。

10月19日はマザーが福者になった日。福者とは、カトリックの中で、功績のあった人に与えられる称号で、福者の次は聖人になります。

マザーテレサは沢山の、心にしみる言葉を残してくれました。

その中で、管理人が一番好きな言葉、心掛けている言葉をご紹介します・・・・。ご興味ない方は、すっ飛ばして下さい。

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。
性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

解説は、致しません。それぞれ、心で、感じて下されば、良し!で、ございます。

 

では、ひより版 着物用語の基礎知識。本日は、「ち」。

「ち」で始まる、着物用語・・・鳥獣戯画、縮緬、縮、秩父銘仙、町人仕立て、千鳥紋、乳、中振袖・・・・・等々。少ない・・。

今回は「乳」を取り上げてみます。

・・・羽織紐をつける輪。

「ち」と呼びます。「ちち」ではありません。くれぐれも、お間違い無きように・・。

羽織紐の付け方・・・羽織紐の先の輪っかを、「乳」に通して、通した羽織紐を、紐の先にクルリンパっと通してお終い。

羽織紐の位置は、女性の場合、羽織紐を結ぶ位置が、帯締めと帯の上の線の間になるくらいの位置が良いとされていますが、これは、帯、帯締め、羽織紐が干渉しない位置って事で、決まりではありません。

ちなみに、羽織の肩の線から乳までの長さを「乳下がり」と言います。一瞬、「えぇ?何ですと?」と敏感に反応するのは、管理人だけ・・・・です。

 乳

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輪になっている所が「乳」。ここに羽織紐の輪を通す。

ちなみに、ひよりには、楽しい羽織紐が沢山ありますよ!どれも、しっかりとした組紐。羽織紐としてだけではなく、手芸材料としても大活躍です!

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羽織紐 一組 ¥500 ヴィンテージ羽織紐 一組 ¥1,000

蟋蟀戸にあり。と、「と」・・・道中着。

今日は七十二候の「蟋蟀戸にあり」。

「きりぎりす と にあり」と言います。あれ?と思った方、漢字博士ですね。

蟋蟀=こおろぎ。螽斯=きりぎりす。

漢字はこおろぎで、読みはきりぎりす。これは、平安時代にきりぎりすの鳴き声が、機織りの音のリズムに似ていることから、「つづれさせこおろぎ」と言ったことから、螽斯に蟋蟀の字をあてたとか・・・らしいです。

きりぎりすと言えば、アリとキリギリスでしょう。

元々はキリギリスではなく、セミらしいですが・・・。夏にバイオリンをひいて遊んでいたキリギリスが、冬になり食べ物が無くなり、夏に働いていたアリの所へ、食べ物を貰いに行くってお話し。

結局、キリギリスはアリに断られ、死んでしまう話。でしたが、今は、アリはキリギリスを助けてあげて、キリギリスは心を入れ替えて、働き者になる・・・・だそうだ。働き者になるのかぁ~。

まぁ~、バイオリンの代わりに、お三味線をひくキリギリス側の人間としては、なんとも有り難い結末ではありますが、はたして、心を入れ替えて真面目になれるのか・・・なれる気がしない。

管理人が配偶者に教えてもらった、別の結末は(彼の自作なのか、都市伝説なのかは不明)、外で死んでしまったキリギリスをアリが食べてしまった・・。へぇ~~と、納得してしまった。この結末の方が自然だと思うのだが、教育上は微妙なんだろうなぁ~。

さて、長々と与太話をいたしましたが、本題に。

ひより版 着物用語の基礎知識。今日は「と」。

「と」で始まる着物用語・・・胴裏、道中着、通し柄、胴抜き、共衿、留袖、泥染め、東京友禅、東京小紋、十彩間道、十日町紬・・・等々。

今日はこの中から、「道中着」を取り上げます。

道中着(どうちゅうぎ)・・・着物のコート。手軽に普段のお着物に着用できる。略式のコートで、礼装には使用しない。形は、着物の形に似ている。

着物の上に羽織るモノとしては、羽織、道中着、道行、着物コート、雨の時は雨コートがあります。

羽織は洋服のジャケットになるので、お部屋での着用可能。他は、コートになるので、お部屋では脱ぐ。

道行は、正式に着物用コートなので、礼装に用いても大丈夫。

一昔まえは、着物の上に何も羽織らないでお出かけする事を、「帯付きのままで、はずかしい。」などど、言いましたが、そんな事は気にしなくても良いと思います(管理人の感想)。

寒ければ、上に何か羽織ればよし。暑ければ、いらない。

ただ、礼装や大事なお着物をお召しの場合、帯や着物を守る意味で、何か着た方が良いかもしれません。

管理人は、道行の形が好きなので、普段のお着物にも、道行を着ておりまする。

ひより店頭にある道中着

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左/¥10,000 右/¥8,000

道行

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左/ ¥6,000 右/ ¥8,000

 

 

 

「へ」・・・兵児帯。

気持ちの良い秋晴れ!

寝不足だるだるの体は、どうにもなりませんが、気分はウキウキでございます。

今日は、「カラオケの日」だとか、カラオケが安くなったりするんでしょうか・・・。

管理人、カラオケは好物でございます。月に1回は、必ず「お歌の会」をお友達と開いております。演歌以外、ジャンルを問わず、それぞれ勝手に、歌いたい歌を歌いまくります。楽しい!

今で言うところのママ友と。お付き合いは20年以上、今では、それぞれの子ども達は全く交流がありませんが、母の交流は続いています。もはや、ママ友ではなく、心を許せる友。

社会生活を上手に送ることが苦手な管理人にとって、2人の子を通じて知り合った方々には、本当に感謝しております。その方々の、サポートがなかったら、無事に子が育たなかったかも・・・。

人と人との出会いに、偶然は無く、全ての出逢いは、必然なのだ!ですよ。

どんな出会いも大切に!

さて、本題に入ります。

ひより版 着物用語の基礎知識。今日は「へ」。

「へ」で始まる着物用語・・・・紅花染め、紅八丈、鼈甲、別珍、へこ帯・・・等々。結構少ない・・。

で、今日は、へこ帯について。

兵児帯・・・男性の帯の一種。幅50~74cm位の縮緬などの柔らかい生地をしごいて締める。

薩摩の兵児(15歳以上25歳以下の青年を指す、薩摩の方言)が普段締めていた帯。明治維新とともに東京に伝わる。

締めやすく、楽なので、子どもの浴衣にも使用。ほどけやすく、見た目がだらしない事から、普段着で用い、お出かけ用ではない。以上。

 

男性の帯は、この兵児帯の他に、角帯と三尺帯があります。

角帯は幅10cm前後で、長さは4m前後。博多帯が一般的ですが、一番「格」が高いのは爪掻本綴織。

三尺帯は、名のごとく三尺(約90.9cm)の帯。江戸時代に庶民が普段に使用した帯。素材は綿が多い。短いので、体にひと巻きして駒結び。体に負担がかからない普段使いの帯。

現在店頭にある兵児帯と角帯を少し。

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 兵児帯 左から  ¥5,000 ¥5,000 ¥10,000 ¥10,000

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 角帯 左から ¥8,000 ¥7,000 ¥8,000

 兵児帯の締め方は、いたって簡単。体にグルグルと巻きつけ、適当にリボン結びなどで結ぶだけ。結び目は、後ろ中心より少しずらした方が、見た目も良く楽ですよ。

「ほ」・・・本だたみ。

おはようございます。

昨日の雨とは打って変わり、爽やかなお天気の横浜です。

ついこの前まで、暑い!なんて言ってましたが、すっかり秋。金木犀の香りが、秋を感じさせます。

いよいよ、お着物が楽しく着られる季節到来!楽しみましょう!

先週から始めた、「ひより版 着物用語の基礎知識」ですが、ちょっぴり飽きてきた感が・・・飽きっぽい性格なので・・・。

取りあえず、「色は匂へど 散りぬるを」までは、頑張って続けるつもりでおりますので、よろしくお願いいたします。

今日は「ほ」。

「ほ」で始まる着物用語・・・・本場大島紬、細帯、本振袖、本塩沢、ぼかし染め、本だたみ、防虫香・・・・等々。

で、今回は、「本だたみ」について。

お着物をたたむ方法に、大きく2種類のたたみ方があります。「本だたみ」と「袖だたみ」。

その他、襦袢をたたむ「襦袢だたみ」や羽織をたたむ「羽織だたみ」、留袖などをたたむ「夜着だたみ」とありますが、本だたみと袖だたみをマスターしておけば、大体対応できます。

着物をきちんとたたんで置くと、しわの予防になり、お着物を美しく長持ちさせられます。ぜひ、ご存知ない方は、マスターしてください。(と、胸を張って言える説明ではないと思いますので、かえって混乱?なんて方は、ぜひご自分でお調べください・・・。)

コツとしては、着物は、長方形のパーツの組み合わせで出来ております。ですから、折りたたむ時も、その長辺に沿って、素直に畳んでいけばいいのです。

まずは、本だたみ

 次に、袖だたみ

袖だたみは、仮のたたみ方なので、シーズン中のお着物は、袖だたみで良いと思いますが、シーズンが終わったら、本だたみにしてしまってください。

シーズンが終わり、お着物を保管する時に、昔は「樟脳」を使っておりましたが、においがキツイ!虫さんの前に、人間が倒れそう・・・。最近は、においが緩和された優れものが沢山ございますね。

管理人は、実験室で出来たモノがあまり好きではないので、いつも、「防虫香」を使っております。虫さんの嫌いな香木が入っている、昔からの防虫剤。ほんのり香木のいい香りがするので、癒され、お勧めです。

お店によって、防虫香の香りが違うので、お好きな香りを見つけて下さい。

本日は、着物のたたみ方をやりましたが、お召しになったお着物は、直ぐにたたまずに、1~2日はハンガーに干してからたたんで下さいね。汗をかいていなくても、お着物に風を通してからたたんで下さい。