和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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09日

「い」・・・印伝。

昨日の、皆既月食ご覧になりましたか?

管理人は、見られませんでした・・・トホホ。

18時30分頃から何度も空を見上げておりましたが、昼間にはなかった厚い雲が・・・。何度も、何度も何度も見上げましたが、残念。皆既月食が終わった頃、ようやく雲の切れ間ができ、隙間から、かろうじてお月さんを確認できましたが、いつもの満月。なんでやねん!でした。

まぁ~やむなし。見られるところまで、車を飛ばして!ってほどの情熱はないので、仕方がないです。

さて、今日から「ひより版 着物用語の基礎知識」をはじめます。

と、言っても、管理人のキマグレンな内容。詳しくお勉強したい方には不向き。沢山ある着物に関する事柄から、最低知識として知ってた方がいいよ!って事の中から、好き嫌いが激しく、知識の乏しい管理人が、好き勝手に取り上げて解説いたします。

「いろはにほへと・・・」順で参ります。

今日は「い」から。

「い」で始まる言葉は沢山あります。色留袖、伊勢型紙、市松、意匠、一越ちりめん、五つ紋、色喪服、五つ身、衣桁・・・・。

その中で、管理人の好きな「印伝」を取り上げます。

「印伝」ご存知ですか?印伝皮の略で、羊や鹿皮をなめし、漆などで模様を描いたものです。

管理人は、印伝のさわり心地が大好きです。

とんぼ菱菊小桜菊

写真・・印伝博物館HPよりコピペ

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管理人所有の印伝ストラップ。煙草入れとキセル入れのミニチュア

印伝・・・いんでんの音は、ポルトガル語やオランダ語から。それにインド産のなめし皮を用いた事から印伝の文字を当てたとか。鹿皮の加工製品を指す。歴史は古く、正倉院に印伝の足袋が残っている。昔は馬具や、武具・甲冑に最初は使われていたので、武将が好む吉相柄が多。現在は巾着や装飾品や小物に使われています。

印伝と言えば、信玄袋。かな・・・。(信玄と言えば、信玄餅・・・・・失礼。)

印伝の小ぶりのがま口財布も、お着物との相性ピッタリですね。

信玄袋は、今では、着物男子の持つ小物入れですが、元々は、武田信玄さんの甲冑を入れたお道具袋だったり、信玄弁当(三段)を入れた袋だったりと、諸説あるようですが、武田信玄さんが絡んでいるようで、印伝は山梨の特産品です。

袋状の布や皮の上部を紐で閉じる入れ物を、信玄袋、合財袋、巾着袋と呼びますが、違いはご存知ですか?

信玄袋と合財袋は、どちらも同じように使われています。どちらも、一切合財を入れて持ち歩く袋。旅行鞄や男性のビジネスバッグが無い時代は、信玄袋や合財袋に、身の回りの物を入れて、旅行などの持ち運びに使ったようです。

その後、便利なバッグの登場で、段々、ちょっとしたお出かけの時に、必要な物を入れる小物入れに変化して行いったようです。

巾着袋は、信玄袋達よりも小ぶり。小物をちょっと入れて腰にひっかけて使用するモノ。腰巾着はここから来ているのかしらん?海の巾着で、イソギンチャク?かしら・・。不確か・・。

着物男子は、お出かけに、ごちゃごちゃ荷物を持っちゃぁ~いけません。手に何も持たないことがベストですが、近所以外は難しい。そんな時は、信玄袋。しかも、印伝の物を引っ提げて粋に決めて欲しいなぁ~。

ひよりには、印伝の信玄袋はございませんが、正絹着物を熟練の和裁士さんが、丁寧に作って下さった信玄袋がございます。元はお着物を使っておりますので、お着物との相性はピッタリでございます。

ぜひ、お店でご覧ください。

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信玄袋 ¥3,500(着物紬 リメイク)