和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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10日

「ろ」・・・六通柄。

おはようございます。

台風が近づいているとは思えない、見事な秋晴れの気持ちのいい週末。

こんな日は、仕事をおっぽり出して、海をぼ~っと眺めていたい!

さて、昨日から始めた「ひより版 着物用語の基礎知識」ですが、読者の方から(配偶者)、一文字に1アイテムなの?それでいいの?と、心配そうな質問が・・・。当たり前でございます。それで良いのでございます。

沢山の知識を盛り込んだ用語集は、他の方にお任せいたします。

あくまでも、ひより版でございます。母が娘に、これくらいは知っててほしい!と思う内容のみでございます。どうか、今一度、ご理解くださいませ。

と言う訳で、今日のお題の「ろ」。

「ろ」で始まる着物関係用語・・・絽、絽綴れ、絽縮緬、ろうけつ染め、六通柄・・・など。

で、今回は「六通柄」を取り上げます。

帯には、いろんな種類があります。帯の種類と、柄の種類があり、これにやや混乱します。でも、大丈夫!法則をおぼえてしまえば、簡単です。

まず、帯の種類。今さらですが、女性の帯です。

大きく分けて4種類。「丸帯」「袋帯」「名古屋帯」「半巾帯」。

帯の種類には明確な「格」が存在していて、一番上から「丸帯」「袋帯」「名古屋帯」「半巾帯」。「格」には値段は関係ありません。それぞれに合わせるお着物とセットで、格が存在し、明確なルールです。それを踏まえた上でのルール破りは、自己責任でOKでございます。

帯の種類について、ここで詳しく語ってしまうと、ネタ切れになってしまうので、帯の種類については、また後で詳しくお話しいたします。

さて、今日のお題の「六通柄」は、帯本体の種類ではなく、帯についている柄が、どんな状態でついているか柄付けの種類の1つ。

六通柄・・・六尺通しの略。最初に胴に巻くところ(表に見えないところ)に柄の無い帯。全体の六割に柄がある。そのため、体に厚みのある帯(全通柄)を巻かなくてもよく、着ていて楽。また、コストダウンにもなり、発見したヒトに感謝の帯です。今、目にする袋帯のほとんどは、六通柄です。

その他の帯の柄付けは、「全通柄」「お太鼓柄」があります。

全通柄は、帯全部に柄が入っている帯。全部柄。全部に柄が入っているので、豪華で趣きがありますが、重くて、締めにくい。昔は、全通柄が主流でした。

お太鼓柄は、お太鼓(後ろ)の部分と、前の部分(お腹の所)にだけ柄がある帯。

柄付けの種類で、帯の格は決まりません。帯の格は、あくまでも帯の種類で決まります。

ひよりの店頭にある「全通柄」「六通柄」「お太鼓柄」のご紹介。

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 六通柄袋帯(左側に無地部分があります) やさしいお色の帯 鹿好きの方いかがですか?¥10,000

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 全通柄丸帯(染め) 表も裏も全体に柄 なんとも言えないお色の素敵な帯 ¥30,000

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 お太鼓柄の塩瀬(織り方の種類)の名古屋帯 背中のお太鼓部分とお腹に柄 ¥25,000

この柄、お太鼓の子どもが吹いたシャボン玉が、お太鼓部分に飛んでった物語になってる可愛い帯です。

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以前お話ししましたが、帯を体に巻く方法には、左巻きと右巻きがあります。リサイクルやヴィンテージの帯を使用する時に、柄が上手く出ない!なんて時は、反対の巻き方で試してみてください。昔の帯は、最初に仕立てた人仕様になっております。ですから、サイズ(長さ)に問題が無いのに柄が上手く出ないときは、巻き方が反対かも!と、機転を利かせてトライです。

左から巻こうが、右から巻こうが、そんな事はど~~でも良い事。管理人は、全くこだわっていません、その日の気分でございます。

楽しく着る事!が、一番でございます。