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12日

「に」・・・二重太鼓結び

台風19号の動きが気になります。皆さま、いかが・・・・・って、これを書いているのは、前日の11日。

やはり、書き出しは、その日じゃなきゃ無理。適当に生きているけど、適当に書けない・・。

事前の準備系が苦手なくせに、お休みの日のブログを前日に書いて、予約投稿!なんて器用な事を試みるが、所詮無理!書き出しが出な~い!

そんな訳で、今回は、いきなり本題に入らせて頂きます。

今日は「に」。

「に」で始まる着物用語・・・・西陣織、西陣お召し、日本刺繍、二部式襦袢、二部式雨コート、二重太鼓・・・・等々。

「二重太鼓」について取り上げます。

二重太鼓・・・女帯の結び方。お太鼓の部分が二重になったお太鼓結び。帯の長さが必要なため、丸帯や袋帯で結ぶ。主に、正装用で、留袖や訪問着に合わせて着用。お太鼓が二重な事から、「重なりますように」と、お祝い事に使用するが、弔事には使用しない。

お太鼓結び(二重太鼓結び)は、以前お話ししましたが、亀戸天神の太鼓橋の完成を祝って、帯を太鼓橋にみたてた結び方。深川芸者さんが考案。参考にしたのは、歌舞伎役者さんの路考結びだとか・・。

二重太鼓結びは、明治の初め頃からの物。ちょっぴり最近。

当時の帯は、丸帯。二重になった重い丸帯を支える為に、帯締めと帯枕。帯枕を包む帯揚がうまれました。帯締めの最初は、武士の刀紐。刀紐は組紐で出来ているので、丈夫だったんでしょうね。武士の道具を利用するなんて、何だかカッコいい。やっぱり、深川芸者さんは粋だなぁ~。

お太鼓結び以前の帯は、ひも状の物を、ゆるゆると結んだだけ。いたってシンプル。まぁ~今のように、帯揚・帯締めでお太鼓結びなんて、一重太鼓でも、生活するのにとても不便。ちょっとゴロリとお昼寝なんて、出来ない。

太鼓結びは「ハレ」の時の装いで、普段「ケ」の時は、半巾じゃないと動けませ~ん(管理人の感想)。

お太鼓結びは、出来上がった形が太鼓に似ているからで、そのお太鼓が二重になっている物を二重太鼓と言い、一重は一重太鼓が正式名称ですが、普段はどちらも「お太鼓結び」で、済ませます。帯の種類で、二重か一重が決まるので、「お太鼓結び」で、十分です。

一重太鼓結びは、大正の初めにうまれました。多分、推測ですが、二重太鼓結びが、大変よね~と思った方が、普段は一重で省略してもいいんじゃない?と、丸帯や袋帯で結ぶ二重太鼓と、半巾で簡単に結ぶ結び方の中間で、見た目は同じで、一重の太鼓結びを始めたのでは・・・・勝手な妄想ですが・・・。

では、ひよりにある帯で、二重太鼓と一重太鼓のご説明。

DSCN1521

 左/袋帯 二重太鼓 ¥20,000 右/名古屋帯 一重太鼓

 DSCN1522

二重部分、2枚になってます。

DSCN1527

こちらは一重、1枚。