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18日

蟋蟀戸にあり。と、「と」・・・道中着。

今日は七十二候の「蟋蟀戸にあり」。

「きりぎりす と にあり」と言います。あれ?と思った方、漢字博士ですね。

蟋蟀=こおろぎ。螽斯=きりぎりす。

漢字はこおろぎで、読みはきりぎりす。これは、平安時代にきりぎりすの鳴き声が、機織りの音のリズムに似ていることから、「つづれさせこおろぎ」と言ったことから、螽斯に蟋蟀の字をあてたとか・・・らしいです。

きりぎりすと言えば、アリとキリギリスでしょう。

元々はキリギリスではなく、セミらしいですが・・・。夏にバイオリンをひいて遊んでいたキリギリスが、冬になり食べ物が無くなり、夏に働いていたアリの所へ、食べ物を貰いに行くってお話し。

結局、キリギリスはアリに断られ、死んでしまう話。でしたが、今は、アリはキリギリスを助けてあげて、キリギリスは心を入れ替えて、働き者になる・・・・だそうだ。働き者になるのかぁ~。

まぁ~、バイオリンの代わりに、お三味線をひくキリギリス側の人間としては、なんとも有り難い結末ではありますが、はたして、心を入れ替えて真面目になれるのか・・・なれる気がしない。

管理人が配偶者に教えてもらった、別の結末は(彼の自作なのか、都市伝説なのかは不明)、外で死んでしまったキリギリスをアリが食べてしまった・・。へぇ~~と、納得してしまった。この結末の方が自然だと思うのだが、教育上は微妙なんだろうなぁ~。

さて、長々と与太話をいたしましたが、本題に。

ひより版 着物用語の基礎知識。今日は「と」。

「と」で始まる着物用語・・・胴裏、道中着、通し柄、胴抜き、共衿、留袖、泥染め、東京友禅、東京小紋、十彩間道、十日町紬・・・等々。

今日はこの中から、「道中着」を取り上げます。

道中着(どうちゅうぎ)・・・着物のコート。手軽に普段のお着物に着用できる。略式のコートで、礼装には使用しない。形は、着物の形に似ている。

着物の上に羽織るモノとしては、羽織、道中着、道行、着物コート、雨の時は雨コートがあります。

羽織は洋服のジャケットになるので、お部屋での着用可能。他は、コートになるので、お部屋では脱ぐ。

道行は、正式に着物用コートなので、礼装に用いても大丈夫。

一昔まえは、着物の上に何も羽織らないでお出かけする事を、「帯付きのままで、はずかしい。」などど、言いましたが、そんな事は気にしなくても良いと思います(管理人の感想)。

寒ければ、上に何か羽織ればよし。暑ければ、いらない。

ただ、礼装や大事なお着物をお召しの場合、帯や着物を守る意味で、何か着た方が良いかもしれません。

管理人は、道行の形が好きなので、普段のお着物にも、道行を着ておりまする。

ひより店頭にある道中着

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左/¥10,000 右/¥8,000

道行

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左/ ¥6,000 右/ ¥8,000