和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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11月

カメラの日 「て」・・・手入れ。

昨日の雨は上がり、お天気・・・ではなく、曇り空の横浜です。

えびす講は、今日が最終日。お着物と帯のお買い得は、今日が最後ですよ~!

さて、1977(昭和52)年の今日、小西六写真工業(現・コニカ)から、世界初の自動焦点(オートフォーカス)カメラが販売された日だとか。これにちなんで、今日は「カメラの日」。

発売されたカメラは「コニカC35AF(ジャスピン・コニカ)」。

このオートフォーカスカメラの前に、小西六は、自動露出カメラを販売。それまで、写真を撮るためには、露出、絞り、シャッター速度と、一般の人には、難しいものでした。

しかし、素人でも扱えるカメラの登場で、誰でも気軽に、そして管理人でも、写真が撮れるようになりました。感謝、感謝です。

アメリカでは、そんな気軽に扱えるカメラの事を「休日に気軽に持ち出して使えるカメラ」の意で、Vacation Camera(ヴァケーション・カメラ)とばれました。その言葉が日本に入り、何故かローマ字読みされ「バカチオン カメラ」と言われました。

管理人の小さいころは、この言葉、普通に使ってました。しかし、どこでどう間違ってしまったか、差別用語じゃなイカ!と、問題になり、今では、あまり聞かれなくなりました・・・。世知が無い世の中ですぅ~。

まぁ~、カメラの進歩のおかげで、ブログのピントはズレても、写真のピントはズレナイ!助かってま~す。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日のお題は「て」。

「て」で始まる、着物用語・・・・・手書き友禅、手織り、手書き染め、手のし、手組、鉄砲袖、手袱紗、手筋絞り、手入れ、手紡ぎ糸・・・・等々。

この中から、今日は「手入れ」を取り上げます。

手入れ・・・・着物における「手入れ」について。一番簡単なお手入れは、「吊るす」。着用後、直ちに吊るして2~3日は風を通して、湿気を取る。

次は、衿にファンデーションなどが付いた時は、「着物用しみ抜き剤やベンジンなどで、汚れを落とす」。不慣れな方、心配な方は、悉皆屋さんにお願いした方が、安心で安全。

次は、数年に1回、もしくは、スゴク汚れた時は、「丸洗い」。これは、着物の状態で洗います。最後は「洗い張り」。着物を解いて、反物の状態で洗い、仕立て直す。お着物が蘇ります。

以上が、着物におけるお手入れの方法。「吊るす」は、ほぼタダ。洗い張りは、着物を解く→洗う→仕立てる。の作業があるので、高額。想い入れのあるお着物を、蘇らせたい!とか、大切なヴィンテージ着物を、自分サイズに仕立て直したい。なんて、時に利用されるといいのでは・・・。

面倒な事嫌い!だけど、お着物は大切に長く着たい!の方は、良い悉皆屋さんを見つけられる事をお勧めします。多少、お金はかかりますが、長い目で見ると、お得です。

あと、お着物を収納するのに、使う紙、畳紙(たとうし)。これの扱いには、ご注意ください。

畳紙の素材は和紙ですが、それ以外の物もあります。和紙は湿気を調節してくれるので、とても着物には良いですが、それ以外の物は、かえって湿気を取り込んでしまう場合があります。

また、桐タンスの「衣装盆」に収納する場合は、ホコリ除けの役目で、和紙の畳紙もしくは、ウコンで染めた布を使いますが、クローゼットや普通のタンスにしまう場合は、畳紙は無い方が、湿気が籠らず、良いと思います。(管理人の考えですが・・。)

管理人は、普段のお着物は、シーズンオフ物は、畳紙抜きで、そのまま段ボールに入れて押入れに・・・今までの説明が、何だったの?って位、雑ですね・・・。いいんです。シーズン毎に、入れ替えるので、今まで失敗はありません。しかし、真似しないで下さい。責任は、一切取りません。

しかし、大事な着物(高額な嫁入り道具の着物)は、ウコンの布に包み、和ダンスの衣装盆に保管。(ウコンは虫除け効果があると言われています。)桐たんすの扉を開けるとある、お盆の形の入れ物を、衣装盆と言います。

いずれにせよ、最低年1回の風通しは致しましょう!

また、お着物を収納するのに、畳紙以外に、風呂敷も有効です。ナイロン製は微妙かもしれませんが、木綿でてきている物でしたら、大丈夫だと思います。

ひよりには、丁度良い木綿風呂敷ありますよ。是非、お役立て下さい!

DSCN1739写真 手前左/三巾(みはば)約105cm ¥3,000  真ん中/二四巾(にしはば)約90cm ¥2,200 左/98×88cm ¥2,500

奥側 左/二四巾 ¥2,000  三巾 ¥2,500

 

 

議会 「え」・・・絵羽模様。

ひよりの年に1度、着物と帯が半額になるバーゲン「えびす講」も、今日と明日になりました。お正月に着物を着てみたい方、是非、この機会をお見逃しなく!

今日は、議会開設記念日。1892(明治23)年、前年の大日本帝国憲法発布を受けて初の帝国議会が開かれた日。

日本は、議会制民主主義の国。議会は、なによりも重要・・のはず。その議会、国の議会に参加する資格を得る為に、これから師走で慌ただしい時期に、「あれ」が始まりますね。その期間の熱い情熱と実行力を、是非、そのまま議会に注いで欲しいと、願う次第です・・・。

祭りの後の、虚脱感で、マツリゴトをやられては、たまりませんのよ~。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日のお題は「え」。

「え」で始まる、着物用語・・・・・遠州紬、越後上布、越後縮、越中ふんどし、衿足、衿芯、衿巻き、衿を抜く、衣紋かけ、衣紋抜き、絵羽模様、江戸小紋、江戸友禅・・・等々。

この中から「絵羽模様」を取り上げます。

絵羽模様・・・・着物を羽の様に広げると、1枚の絵の様につながっている模様。

通常、着物の模様付けは、反物の状態で行うが、絵羽模様の場合は、白生地を裁断して、着物の形に仮縫いをして模様付けをする。染色や刺繍は仮縫いを解いて行う。

模様の配置によって、総模様・裾模様・肩模様などがある。格の高い着物に多く用いられる。

DSCN1736 店頭の振袖。柄が縫い目に関係なく描かれている。 ¥30,000 身丈152 裄64 袖丈93 (cm)

この絵羽模様は、PCの発達めざましい現代では、反物をわざわざ仮縫いしなくても、絵柄をソフトに教えると、反物上の絵柄配置を考えて、インクジェットプリンターで、あっという間に、反物に印刷してくれます・・・。

昔は、全て手作業でしたが、現在は、そんなインクジェットプリントの絵羽模様着物も、多数でております。

着物が普段着で無くなり、職人さんの数が減り・・・の状況で、印刷着物を批判はできません。

でも、着物の色と柄を愛する者としては、手作業による、味わいのある色と柄にひかれます。そうなると、自然にリサイクルの着物に目が行くわけです・・・。

ひよりで、店主秘蔵のお品を眺めている時が、至福の時でございます。

可愛い、色と柄に、癒されたい方は、ぜひ、お店にお越しください!た~くさん、ありますよ!

ウール着物のススメ 「こ」・・・こはぜ。

おはようございます。

今日の横浜は、曇り空ですが、スゴク寒いわけではなく、ちょっとホッとする寒さです。

管理人、今晩は学生時代の友人と会う予定。と~っても久しぶりなので、楽しみ!学生時代の友って、そんなに長い時間を共有した訳ではないけど、結構、中身の濃い付き合いなので、久しぶりに会っても、すぐに、数十年前の時にタイムスリップしてしまう。不思議ですね。

気持ちは、既に夜に行ってしまってますが・・・、お仕事、お仕事。

今日も、ひよりは「えびす講」のバーゲン中。お着物や帯を、半額で購入できる、年に1度のチャンス!お見逃しなく!

今回の「えびす講」で扱っている、ウール着物。昔は、お正月に少女たちが、よく着ていましたが、今ではすっかり見られなくなりました。

管理人も彼氏(現・配偶者)と、お正月デートの時に、ウールのアンサンブルを着て、頭は桃割れに結ってもらい、お出かけしました・・・えへへ。

いつの頃からか、このウールのアンサンブルを見かけなくなりました。しかし、このウール着物は、冬はとっても暖かい。静電気がちょっと気になりますが・・・。静電気防止スプレーに助けてもらいましょう。

ウールアンサンブルは、夏に浴衣をそろえた方で、冬もお着物を着たい方には最適なお着物。

浴衣の半巾帯は、そのまま使用できます。最低限、ウールのお着物だけ購入!の場合でも、本来必要な襦袢を省略して、着物の下は、タートルとスパッツでも、お若い方は良いと思います。あとは、足袋を買って、下駄で良し。

お年を召した方には、おススメできませんが、お若い方は大丈夫です!

ぜひ、今年のお正月は、着物で楽しんで下さ~い!

さて、ひより版着物用語の基礎知識。本日のお題は「こ」。

「こ」で始まる、着物用語・・・・・駒絽、腰板、腰上げ、腰巻、細結び、紅梅、御所車、小袖、小袋帯、小紋、小判型、子持ち縞、こはぜ、ゴブラン織り、コーマ・・・等々。

この中から、「こはぜ」を取り上げます。

こはぜ・・・足袋を固定する、爪型の金属製の留め具。足袋を履いた時に、シワにならないように、かけ糸にしっかり掛けて、足袋を留める役目をする。足袋に使われるようになったのは、元禄(江戸時代)頃。

DSCN1731 写真の金属部分がこはぜ。今日は着物なので、自分撮りしてみました・・。

「こはぜ」を漢字で書くと、甲馳・鞐・小鉤・牙籖・甲鉤・骨板と沢山あります。一般的には、鞐と小鉤がよく使われます。材質は、現在では金属ですが、昔は鶴・水牛・鹿・クジラの骨や角が使われていました。こはぜの前は、足袋を紐で留めていたようです。

「こはぜ」を最初に聞いた時、管理人は何故か、お魚を連想してしまいました・・・そう、こはだ・・・。想像力と妄想が脳の大部分を占めているので・・・。だから、いまだに、こはぜ?こはだ?どっちだっけ?なんて、頭の中で、選択に迷う時があります。・・・情けない。

お店で、4枚こはぜと5枚こはぜを見かけますが、使い道に違いはあるの?と、思われるのでは。一般的に、フォーマルの場合は5枚と言われていますが、絶対よ!って訳ではありません。5枚だと、足首が深くなるので、ナマ足が見えにくいから、フォーマル向けと言われています。

これも、またしても関西VS関東があって、関西では着物を着た時に、ナマ足が見えてはハシタナイと、足首を深くした5枚こはぜが主流。また、関東はナマ足を見せるのは粋と考え4枚こはぜが多いとか・・・。まぁ~、一般的に言われているだけで、絶対こうですよ!って訳ではありません。

管理人は、冬は5枚こはぜを履きます。こはぜ1個分ですが、暖かさが全然違います。

足袋も、作っている会社によって、若干形に違いがあります。オーダーで作る事が一番でしょうが、そこまでは無理!の方は、色々と試して、ご自分に合った形を選ばれると良いです。メーカーの違いは、履かないとわかりません。

また、最近は、足袋を履くときに、靴下を履くときのように、そのままの形で履かれる方が多いですが、これは、履きにくいよ~。足袋を履くときは、予め足の部分を半分折り返してから、履いてくださいね。

ひより店頭の足袋(新品・未使用)

DSCN1728

各¥1,000 サイズ24cm 1足 24.5cm 3足 サイズの合う方、お買い得ですよ~!

THE NAGOYA 赤門 袋名古屋

週の真ん中、木曜日。管理人は、今日から週のお仕事の始まり。

今日から30日まで、ひよりは「えびす講」のセール!お天気も良いので、みなさん、ぜひ元町にお出かけ下さ~い!!

さて、「今日の出来事」によると、今日は東大赤門が出来た日だとか・・。

東大ねぇ~。個人的に感慨深い・・・いやはや。この赤門は、前田家に嫁いだ、徳川将軍のお姫さんの為に作られた門(本郷の東大キャンパスは前田家の屋敷跡)・・・この程度の知識。折角なので、ちょっと調べてみました。

赤門は正式には「御守殿門」と言います。御守殿とは、三位以上の大名家に嫁いだ、徳川の姫さん。または、その住居の事。丹(赤)塗の門。だから、この赤い御守殿門のあるお屋敷は、徳川の姫さんが嫁いでるよ!って印。さらに、この門は、火災などで焼失しても、再建してはいけないんだとか・・。だから、東大の赤門は、唯一現存する御守殿門。・・らしいです。貴重なんですね。

前田の殿さんに嫁いだ、このお姫さんは、11代将軍家斉の21女・・・・21女・・。当時は、正室以外に、側室もいたので、珍しくはないのでしょうが・・・。凄すぎる!家斉さんには、53人とも55人とも言われる子があり、そのうち成人したのは、ほぼ半数。半数でも多いなぁ~。それぞれに、母がいて、それぞれに、贅沢な暮らしをさせていたんでしょから、幕府の財政は大変だったでしょうね・・。

子を2人育てあげただけで、危機的財政難に陥って、未だ出口の見えない我が家。2ダース以上の子を、贅沢に育てるって、想像不可ですね。小国の国家予算以上でしょうか・・・。

さて、本日のひより版着物用語の基礎知識。お題は「ふ」。

「ふ」で始まる着物用語・・・・・袋帯、袋名古屋、振袖、文庫結び、房、伏糊、振り・・・等・・少ない。

この中から今日は「袋名古屋」を取り上げます。

袋名古屋・・・・お太鼓からたれの部分と、手先の一部をかがった、芯なしの帯。厚地の織の帯が主。別名・八寸名古屋もしくは、かがり名古屋と言う。カジュアルな帯だが、綴れ織はフォーマルとして使用可能。

名古屋帯には、この袋名古屋と九寸名古屋と呼ばれる、名古屋帯があります。

「袋名古屋」と「名古屋」の大きな違いは、帯芯の有無。袋名古屋は、帯の反物幅八寸で、そのまま帯幅で、お太鼓になる部分だけ、折り返して二重にして脇をかがって処理されてます。一方「名古屋」は、帯の反物幅が九寸で、ちょっと広め。帯芯を入れて表地と裏地を縫い合わせる処理があるので、縫い代の分、反物の幅が広い。

そもそも、昔の女性の帯は「丸帯」のみ。大正時代の末期に、服装の軽量化・簡素化・手軽で経済的な服装の時勢があり、この流れで考案されたのが、「名古屋帯」。単純に考えて、丸帯1本で、名古屋帯が2本できるので、金額も半分・・・かな?それに、丸帯に比べ、帯の厚みがないので、締めやすい。

最初、「名古屋」が考案され、昭和になって、もっと帯地を少なくして、軽くて経済的な、袋名古屋がうまれたらしい・・。織元さん的には、どうなんだろう・・・?

現在は、丸帯を殆ど使用しないので、丸帯は貴重な物になりつつあります。ひよりにも丸帯はありますが、数が少ない。柄の良いものは、直ぐに売れてしまいます。

今さらですが、「名古屋帯」の「名古屋」は、地名の名古屋。発祥の起源は諸説あるようですが、いずれも名古屋の女性が考案したようです。そして、名古屋と言えば「松坂屋」。松坂屋が、名古屋帯を全国に広めたようですよ。

今日の、ブログは「名古屋」つながり。徳川家も前田家も名古屋出身。名古屋帯も名古屋が発祥。・・・・・だから、何?いやいや、何だか、収まりのいい内容だなぁ~。週の始まりにしては、いいんじゃないのぉ~と、一人、しみじみしております。

ここで、袋名古屋と名古屋帯の違いを写真で解説。

まず、袋名古屋。

DSCN1712  右側がお太鼓部分。折り返してかがってある。手先以外は、織りあがったままの状態。

DSCN1713全体の写真 袋名古屋(綿帯)¥7,000 349cm

今度は、名古屋。

DSCN1715

一般的に見る形。胴の部分が半分に折られて、表地と裏地がある。椿の刺繍の名古屋。¥10,000

DSCN1720

縁の拡大。表と裏の縫い合わせがある。

 

たまごっち騒動 と、「け」・・・源氏香。

今日は、勤労感謝の日。勤労者を「ねぎらう」日。「ねぎらう」から、ネギの日だそうです・・・・。何ですと?と、突っ込みたくなる、微妙なノリでの制定ですが、この時期、風邪をひきやすいので、風邪予防にネギを食べるのは、とても有効ですね。

そして、1996年の今日、「たまごっち」が発売。

いやぁ~、この「たまごっち」に子ども達がはまり、大変でしたぁ~。今で言う、「妖怪ウオッチ」のような有様。慢性的な品切れ・ゲリラ的な追加販売と、販売個数制限・・・。何とか、可愛い我が子の為に「たまごっち」を手に入れようと、血眼。基本的に「並ぶ」行為が出来ない性格にもかかわらず、子の為に、朝早く、並んだ事もありました。頑張りました。

完全に、仕掛けた人々に踊らされてる感が満載でしたが・・・、踊りました。そして、子どもが、学校や幼稚園に行っている間に、親には「たまごっち」のお世話係のお仕事が待ってる・・・・。もぉ~~いい加減にしてぇ~~。と、思いつつも、親ばかなので、こなしていた次第です。

あれは、何だったんだろう?と、今にして思うと、不思議な現象。すっかり、商業ベースに乗せられていたんでしょうね・・・。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。本日のお題は「け」。

「け」で始まる着物用語・・・・剣先、軽装帯、献上柄、源氏香、毛万筋、元禄袖、下駄・・・等々。

この中から「源氏香」を取り上げます。

源氏香・・・・数種類の香りを当てる、組香の一種。5種類の香木をそれぞれ5包・合計25包用意し、その中から無作為に選んだ5包の香を当てる遊び。

その際に、同じ香りと思う物を、縦・横の線で表す。その表す図を、予め源氏物語の巻名(桐壷と梅の浮き橋を除いた、52帖)に当てはめた「源氏香図」に照らし、香の組み合わせを、源氏物語の巻名で答える遊び。

源氏香の図(コピペ)

わかむらさき(一、二炉と三、四炉が同香、五は異香)すま(一、四炉と二、三、五炉が同香)はつね(二、四炉と三、五炉が同香、一炉は異香)みゆき(一、二、四炉と三、五炉が同香)におうのみや(一、三炉と二、四、五炉が同香)

源氏香の一例 左から 「若紫」「須磨」「初音」「行幸」「匂宮」。

現代の香道では、あまり行われないようですが、源氏香の図案は、着物や帯・小物などの、デザインとして取り入れられている、ポピュラーな図案。

この、香道、一度はまりそうになり、「聞く香・入門セット」を購入してしまいました。香道では、香りを観賞する、香りを当てる事を「聞き当てる」などど言います。決して「嗅ぐ」とは言いません。

元来、雑な性格をすっかり忘れ、繊細な作業が必要な「香木を焚く」作業なんて、出来る訳がない・・。最初からわかっていたことですが、何事も、やってみたい性格なので、挑戦したものの、予定通り、無理でした・・。

今度は、源氏香の図案を覚えよう!、その前に、源氏物語を読むぞ!・・。学習意欲はありますが、根気が無い。これも、入口で挫折・・・トホホ。結局、図案を覚えるぞ!の興味が薄れ・・・挫折。中途半端な人間でございます。

香道は、もう少し落ち着いた人間になってから、もう一度始めたいなぁ~(いつの事やら)。

一度、香道体験をしてみたいなぁ~の方は、北鎌倉の「東慶寺」(三行半の駆け込み寺として、有名)で、香道体験をやっているようですよ。

さて、ひょり店頭にある源氏香、探しました。(記事を書いてから、商品を探す・・・いい加減な段取りが、バレバレ)

1点ありました!源氏香柄のワンピースです。3種類の織の違う黒の生地を贅沢に使ったワンピース。

DSCN1705

¥45,000 

ちなみに、下の源氏香柄の筥迫(はこせこ)は、娘の成人式の為に、作ったモノ。源氏香柄はありませんが、普段使いの筥迫を、ひよりでは販売しております。是非、店頭でご覧ください。

2014112206550000

小雪 と、「ま」・・・丸組。

今日は二十四節気の「小雪(しょうせつ)」。

まだ本格的な冬の訪れではなく、陽射しが弱くなり、次第に冷え込みが厳しくなってくる頃とか・・・。

一昨日は、真冬の寒さでしたが、小雪の今日は、少し暖かいかも・・・。

三連休の初日。高速道路は朝から、渋滞。お出かけ日和です。

このところの、急激な気温の変化に体がついていってません。何だか、調子が悪い・・・。皆さまも、お気を付け下さい。

そして、今日は大鳥神社の二の酉。酉の市が始まると、年の瀬を感じます。

元町は、すっかりクリスマスのイルミネーション。綺麗です。年末の町模様ですね。

ひよりも、この1年間のご愛顧に感謝した、お得なセールを、来週27日(木)~30日(日)の4日間開催します。

名付けて「えびす講~誓文払い~ 感謝の4日間」。

本来の「えびす講」は、11月20日前後なのですが、細かい事は言いっこナシよ。ちょっぴり遅れた11月27日から4日間。詳しくは、「ニュース」欄をご覧ください。

普段のセールではあまり割引にならない、帯と着物が半額になります!

夏、花火大会に浴衣でお出かけ。初詣は、着物で行きたい!でも、着物って難しいかも・・・。色々と、揃えなければ着られない・・・。と思っている、着物初心者の方にピッタリの、ウール着物が多数出ます。

ウール着物をご購入の、着物初心者の方には、気楽に着られる方法を、こっそりお教えしますよ!

この機会を、ぜひお見逃しなく!

さて、ひょり版着物用語の基礎知識。今日のお題は「ま」。

「ま」で始まる着物用語・・・・丸帯、豆絞り、真綿、松葉仕立て、前幅、前帯、前下がり、丸ぐけ、丸組、万筋・・・等々。

この中から、「丸組」を取り上げます。

丸組・・・帯締めや羽織紐の種類で、丸く組まれたもの。ボリュームがあるので、華やかな装いに用いる。金糸銀糸が使われているものは、礼装に使用。また、そんなに太くなく、金糸銀糸が無ければ、カジュアルとして使用できる。

丸組の帯締め、可愛いですよ。結構、存在感がありますので、ポイントのさし色が欲しい時に使います。

帯締めも、組み方によって、表情が様々。それに、色も加わるので、見ているだけでも楽しい。選ぶのも、楽しい!集め出すと、ハマりる!

ひよりでは、いくつあっても足りない、帯締め・帯揚げを現在、¥1,500で提供しております。ただ、これも店主の気が変わると無くなります・・・。これステキ!と、思われた時は買い時。チャンスでございます。

最後に、ひより店頭の丸組とおまけで丸ぐけの帯締め達を紹介いたします。

DSCN1678

 

一番左が「丸ぐけ」。他は、「丸組」 全て¥1,500

幸福論 と、「や」 ・・・八つ口。

昨日は、冷たい雨でしたが、今日は朝から良いお天気!でも、寒い・・。皆さま、お風邪に気を付けて下さいね。外から帰ったら、手洗いうがいを忘れずに!

今年も後40日。え~~っつ、早すぎ!と、何するでもないのに、何だか気持ちが焦りつつあります。

以前お話ししましたが、1年経つ感覚は、歳とともに短くなる。10歳の子どもの1年間は、10年しか生きていない内の1年だから、長~い。50歳の場合は、50年間も生きた間の1年だから、1年が短い。50年以上生きていると、1年は短いのだ~。

ちょっと早いですが、今年はどんな年でしたか?

管理人は、今年は結構、激動の年でした。いろんな初めての事や、沢山のときめきがあり、忙しかったけど、充実した年でした。なにより、無事に年末年始を迎えられそうなので(予定・・)、幸せな良い1年とします。

まぁ~、幸せは、自分が感じる事なので、他と比較するものではありません。日々、小さな事でも「幸せ!」と思う気持ちがあれば、充分幸せ。自分の中の、小さな幸せを、感じ取る感性が大切。

幸せは、他の人に与えてもらうものではなく、自分で、自分に与えるもの・・・だと、思います。そのためには、柔軟で素直な心が大切ですよ~!

さて、本日の、ひより版着物用語の基礎知識。お題は「や」

「や」で始まる着物用語・・・・矢絣、矢羽根、柳絞り、夜具畳み、八重山上布、八つ口・・・・等々。

今日は、この中から「八つ口」を取り上げます。

八つ口・・・・子どもと女性着物の、脇の開いている部分。身八つ口とも言う。日本語には、「穴」の事を「口」と呼ぶ事があり、「口」を使う。

八つ口と言われる由来は諸説ある。まず、袖付けの下を左右に分かれた口なので、その形が「八」に見えるので、八つ口。明快な理由。

もう一つは、着物のには8つの穴がある・・。首・足・左右の袖口・左右の袖の振り(脇部分の開いている所)・左右の身頃側の開いている所。ここから、身頃側の開いてるところを、身八つ口。袖側の開いている所を、振り八つ口と言う・・・・らしい。自分で書いていても、イマイチ釈然としない解説。しかし、これは、昔から言われている事なので・・・。管理人と同じように、釈然としない方は、ご自分で納得のいくまで、お調べください。

八つ口は、男性のお着物にはありません。それはなぜか?

昔は、女の人もおはしょりの無い対丈のお着物でした。その頃は、男性着物と同じように八つ口はありませんでした。その当時は、今のような帯ではなく、紐状の物を腰に巻いただけ。

やがて、今のような帯に変化していくとともに、腕を動きやすくするための工夫が考えられ、脇を開けるようになったとか・・。また、八つ口は、通気口となり体温調節の役割や、着付けの際の、おはしょりや、襟元を整える為にとても便利。

着物も、時代とともに変化していって、今の形状になったって訳ですね。

さて、八つ口から、どうやって販促記事として展開するか・・・。

え~っと・・・。「八」は、ラテン語でocto(オクト)。だから、英語でoctopus(オクトパス)は8本の足(pud)を持つモノで、「タコ」の意味。

タコと言えば、羽織紐の房に「たこ足ふさ」と呼ばれるものがあります。タコの足の形状。そのままのネーミング。

このタコ足房は、モコモコにならず、お手入れ楽ちん。帯締めや、羽織紐の房って、もこもこしてしまい、時々、蒸気で整える必要がありますが、このたこ足房は、その手間がいらないので、とても便利です。

ひより店頭にある、たこ足房の帯締めをご紹介。

DSCN1683DSCN1684帯締め 平織 たこ足房 ¥1,500

 こちら、そろそろ房のお手入れが必要な、羽織紐達。

DSCN1500

ビンテージ羽織紐 ¥1,000

Windows1.0 と、「く」・・・ 黒留袖。

おはようございます。昨晩は、ワインの飲み過ぎで、いつもに増してボ~~っとしております。

今日の横浜は、寒い!冬の寒さ。風邪をひかないように、気を付けねば。

1985年の今日、マイクロソフト社から、Windows1.0が発売されました。

Windowsは、その2年前に発表されましたが、現在のマウスを使い、ポイントの画面(ウインドウ)をクリックするだけの、簡単なものではなく、MD-DOSコマンドを入力するもので、一般の人には、いまいちハードルが高いモノでした。

DOSの画面、強制終了した後に、現れますね。ローマ字のあの無機質な画面・・・。管理人は、あの画面が嫌い。

ウインドウズ画面を初めて見た時は、感動しましたねぇ~。複数の作業が、同時に画面上で出来るなんて、なんて、すばらしいんでしょう!ただ、外国の変なサイトに踏み込んでしまうと、一瞬で、た~~くさんの画面が、ボンボン出て来てしまい、なんじゃこりゃぁ~~になり、画面を消す作業が追い付かず、PCを強制終了したりして・・・。

でも、マイクロソフトのおかげて、管理人でも、PCを何とか使いこなせ、楽しむ事ができるようになり、ありがたい事です。

インターネットも最初はダイヤル回線で、メールを送ると、「ピ~ガ~」と、ファックスと同じ音が聞こえてました。そして、料金は、使った時間に課金。使いすぎ注意!ネットサーフィンなんて、もってのほか。回線をつなげたら、サッサと用事を済ませて、回線を切る。定額料金で、使い放題の今からは考えられない、不便な時代でした。

そんな不便な時代から、あっと言う間に、どんどん便利になり、もう、進化の速さについて行かれなくなっております・・・トホホ。

さて、ひより版着物用語の基礎知識。本日は「く」。

「く」で始まる着物用語・・・組紐、黒紋付き、黒留袖、黒無地、黒振袖、郡上紬、草木染め、繰り越し、久留米絣・・・・などなど。

この中から「黒留袖」を取り上げます。

黒留袖・・・一般人の既婚女性が着用する、一番格の高い着物。着物の第一礼装。結婚式や披露宴で、親族の既婚女性が着用。

「留袖」の語源は、江戸時代、振袖の長い袖を結婚後に、留めて短くした事から「留袖」、その時は、着物の種類に関係なく、既婚の女性の着物を意味していた。、やがて、既婚女性の礼装の意味に使われるようになる。明治時代に西洋のブラックフォーマルが入ってくると、留袖の地が、黒地に変化して、「黒留袖」が、既婚女性の第一礼装になる。

未婚女性が結婚の際に、振袖をリサイクルたモノを指していた「留袖」が、時代の流れで、今は女性の礼装になる。時代とともに、変化した訳です。

そんな、既婚女性の第一礼装の「黒留袖」ですが、今では、結婚式も、両家の親御さんが、お洋服の場合が多い・・・これも、時代の流れですね。

管理人、お嫁入り道具のお着物に「黒留袖」があります。まだ、仕付けがついたまま・・。いつの日か、この黒留袖を着る日は来るのだろうかぁ・・・・・。子どもの結婚式に、黒留袖を着て、配偶者が紋付き袴・・・。子ども達は、全面的には否定しないだろうが、嫌かも・・・・。

では、ひより店頭の「黒留袖」をご紹介。写真がイマイチで、すみません。

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 左/¥80,000 身丈153 裄64  右/ヴィンテージ¥80,000 身丈148 裄63

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留袖リメイクワンピース ¥50,000 結婚式にいかがですか?

東大赤門ジャック。と、「お」・・・男羽織。

今日も横浜は、気持ちの良い着物日和。

そして、今日は今年最後のキモノジャックの日。東大赤門をジャック!だそうで・・・。

あ~ぁ~、行きたかったなぁ~。行きたいと思いつつ、結局、1度も参加できていない・・トホホ。今日は、お仕事。

着物で、お店番をしております。仕方が無いので、「お店を着物でジャック!」・・・ナンて、なんか、全く受けないコメディアンぽく・・・。自己嫌悪・・・。

また、昨日のブログ。オチの無いままに終わってしまった事を、今になって反省。この所、他のお仕事に心が行き、ブログに費やす情熱が少ないかも・・、決して飽きてきた訳ではありません。

ダメじゃないイカ!と、自分に気合を入れて、今日からまた、頑張ります!

さて、ひより版着物用語の基礎知識。今日のお題は「お」。

「お」で始まる、着物用語・・・男羽織、鬼しぼ縮緬、近江上布、踊り帯、衽下がり、衽、落とし染め、男帯、織りの着物・帯、折り伏せ縫い、お太鼓、お召し、帯締め、帯揚げ、帯枕、帯板、帯どめ、小千谷紬、大島紬、大振袖、女紋・・・・沢山あります。

この中から、「男羽織」を取り上げます。

「男羽織」とは・・・・男性用の羽織。ほぼ、女性ものと形状が同じだが、袖が身頃に縫い付けられている。女性の羽織は、紋をつけても略礼装まで、しかし、男性は、紋付き羽織と袴で正装になる。

男羽織、管理人は愛用してますよ。リサイクルの男羽織は、男性には裄が短い場合がありますが、女性には丁度良い。また、身丈も長く、地味で粋な長羽織になります。

以前も書きましたが、女性の羽織の起源は、芸者さんが男羽織を、粋にひっかけて着た事なので、原点に戻る!で、良いのです。

それに、冬は暖かい。袖が身頃に縫い付けられているので、スース―風が入らないので良いです。

最近では、お洋服のコートやジャケットとして、羽裏を表にして、お召しになっている方がいらっしゃいます。男羽織の羽裏は凝ったものが多く、素敵なテキスタイルの柄として、外国の方にも好評です。

「脱がなきゃ、見えない」羽裏に贅をつくことは、今ではほとんどありません。ですから、羽裏の素敵な男羽織は、どんどん少なくなって、貴重な物になっております。素敵!と心ひかれた時は、躊躇せず手に入れられることをおススメいたします。

最後に、ひより店頭の羽裏をご紹介。

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隅田川の句と、風景 (黒紋付き) ¥10,000 身丈100cm 裄67cm

 

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富士山?と漢詩 (黒紋付き) ¥10,000 身丈101cm 裄65cm

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能衣装の人々の絵 ¥10,000 身丈85cm 裄67.5cm

七五三。と、「の」・・・熨斗模様。

今日は、七五三のお祝いの日。

なぜ、15日なのか?7+5+3=15.で、15日。・・・・単純。なぁ~んて。

一説には、旧暦の15日は、かつては鬼宿日(鬼が出歩かない日)で、しかも、満月の日に、氏神へ収穫と子の成長を感謝したとか・・・。

昔の日本は、乳幼児の死亡率が高く、七歳くらいまでは、まだ人としての生命が定まらない「あの世とこの世の境に位置する存在」と、され、「いつでも神様の元へ帰りうる魂」と考えられていた為、七歳になって、初めて正式に人として認められたらしい。

管理人はよく、「人として、それはどうなの?」と、言われます。それって、まだ人として微妙って事?

11月に入ると、土曜・日曜日は、七五三の晴れ着姿をよく見ます。が、お母様もお着物のケースが、少ない・・・。残念。折角なので、お着物来てほしいなぁ~。子どものお支度で、大変なのはわかりますが、一生に一度の行事なので、可能な限り、お母様もお着物を着て欲しいなぁ~~。

さて、今日のひより版着物用語の基礎知識。お題は「の」

「の」で始まる、着物用語・・・・熨斗、熨斗目、熨斗模様、野袴、能登上布、・・・少ない。

この中から、「熨斗模様(のしもよう)」を取り上げます。

「熨斗模様」・・・熨斗を図案化したもの。吉祥文様。熨斗とは、鮑を薄く伸ばしたもの。鮑は長寿を表す事から、縁起物として贈り物にそえた。これを、図案化したものが、熨斗模様。細長い帯状の熨斗を数本束ねた「束ね熨斗」が、着物の図案として有名。振袖や、留袖・訪問着によく使われる。

簡略化した熨斗(折り熨斗)

着物作家の笑える日々

束ね熨斗模様の振袖

ちなみに、「熨斗目」は、熨斗の模様とは、全く関係ありません。混乱しますが・・・。

熨斗目は、織り方の種類。経糸をやや粗く織った、生地の事です。また、武士が裃の下に着た着物を、熨斗目小袖と言います。

熨斗目小袖