和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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08日

ときめき と、 「ら」・・・落款。

昨晩は、雲が厚く、夜遅くにようやく雲の切れ目ができ、なんとか、満月が見られました。

雲間に見えるお月様も、粋な感じで、良かったですよ。

さて、今日は8日(ようか)ですが、子どもの頃、「ようか」と「はつか」。8日と20日、どっちがどれだっけ~~?と、区別がおぼろげだったなぁ~と、ふと思い出しました。8日は「はち」なので「はつか」・・・・レレレ。じゃぁ、二十日は「ようか?」ってな具合。

今は、そんなことありませんが・・・・・ありませんとも・・。

昔は、八を「や」と読んでいて、「やか」が段々「ようか」に変化したとか。二十日は、二十を「はた」と読み(はた は、ふた が訛ったもの)「はたか」が、やがて「はつか」に変化したとか。

こんな風に、最初に脳に入る時に知っていれば、おぼろげにならずに済んだのに・・・。

子どもが、スポンジに水が吸い込まれるように、知識を吸収しようとしている時代に、まわりがどのように対応するかで、その子のその後の学習意欲度が違って来ます(例外はありますが)。

大人にとっては、見知っている事でも、子にとっては新鮮な初めての事。子の「これ何?それなぁ~に?」時代を、大切にしてくださいねぇ~・・・。って、このブログは、子育て応援ブログかいなぁ・・・・。

またしても、与太話をしてしまった・・・。では、本来の「和の店 ひより」ブログに戻ります。

ひより版着物用語の基礎知識。今日のお題は「ら」。

「ら」で始まる、着物用語・・・羅、螺鈿、羅紗、落款・・・などなど。

この中から、今日は「落款」を取り上げます。

落款・・・落成款識(らくせいかんし)の略。款識は書画に筆者が署名捺印する事で、書画が完成したときに、作者が作成の証として、作品に残した印の事。

よ~するに、これは、私の作品だよ!って付けた目印。

お着物の場合、この落款の有無で、価格が違ったりしますが、そんな事は、ど~でも良いのです。お着物を選ぶ時に、一番重要なのは、この柄が好き!と、トキメク事。自分が、好きかどうかです。と、思います。

一着のお着物が出来上がるまで、沢山の職人さんが関わってます。全ての人の落款を付けると、大変。通常、落款は1つ。

例えば、江戸小紋だったら、伊勢型紙の職人さん、染色の職人さん。それぞれに有名な方がいらっしゃいますが、出来たお着物の落款は、お二人の落款が有るモノは少なく、殆どが染色の職人さんの名前のみ・・・。

ただ、加賀友禅に関しては、基本的に1人の作家さんが全ての工程をこなされるので、「これは、私が作ったもの」としての印の落款があり、これは、登録制になっていて、協会が管理しているようです。

よく、書画などで、作品を見て感じるのではなく、落款を見て感じたため、偽物を高額で入手してしまう。なんて話を聞きますよね。本来は、作品に感動して手に入れたい!と、対価を支払うべきものなのに・・・、落款に感動してしまった・・・不思議な現象。

決して、落款を軽視して良いわけではありませんが、一番大切なのは、自分の心で感じる事。何度も言いますが「ときめき」でございますゾ。

 ひよりには、そんな「ときめく」お品が沢山・・・やや沢山ございます。ぜひ、お店で「ときめいて」下さいませ。

加賀友禅の落款系図の一部(コピペです)