今日も、横浜は秋晴れ。今朝は、冷え込みましたが、気持ちの良い日です。
さて、今日は、1900年ラントシュタイナー博士が、ABO式血液型の論文を発表した日。
それ以前は、血液型の概念は無く、輸血の時は、一か八か。運を天に任せる感じで、輸血をしていたとか・・・。恐ろしい・・・。
発表当時は、A,B、C型の3種で、AB型は無かったようです。
血液型と言いますが、血液の種類ではなく、赤血球の表面にある抗体に、AがあればA型、BがあればB型、両方あればAB型、両方なければO型。ある、特徴を持った、抗体の有無で分類しただけです。
血液型イコール、その血液の液自体が、全く違う訳ではない・・・。なのに、なんで、血液型占いなんぞ存在するのか・・。
管理人、血液型占いは、あまり好きではありません・・・。なぜなら、B型だから・・・。やっぱりねぇ~!と、いつも言われるから・・。それって、ブラッドタイプ・ハラスメントだぞ~~!
この、B型に対する偏見は、完全に、「認証バイアス」現象。
例えば、「自分勝手なB型」の思い込みがあると、B型の自分勝手な行動ばかりに目が行き、ちゃんとした行動を目にしても、「あら珍しい!」と片付けてしまう・・・。血液型占いのB型の情報にばかり目が行き、それに反する事は排除する・・・認証バイアス。
まぁ~、管理人の場合は、血液型以前の問題行動が多すぎるよ!と、突っ込まれそうなので、この話は、これでおしま~い。
さて、ひより版着物用語の基礎知識。本日は「ゐ」ですが、音は「い」なので、再びの「い」。
「い」で始まる、着物用語・・・・飯田紬、衣桁、色紋付き、色無地、色留袖、色大島、糸目、色気、祝い帯、意匠、岩田帯、印伝、いしき当て・・・等々。
この中から、「色無地」を取り上げます。
色無地・・・黒以外の無地の着物。家紋を入れると、訪問着や付け下げと同じように、礼装として着る事が可能。家紋が無い物は、略礼装や普段着となる。黒帯をする事で、略式の喪服となり、法事も可能。素材は、縮緬や綸子が多い。紬の無地は、色無地でも、普段着で、礼装としては使用しない方が良い。
この色無地、お茶席では、結構重宝。お道具などの柄と喧嘩をしないので、安心。
また、扱いが微妙なのは、「江戸小紋」。江戸小紋は、近くで見ると柄がわかるけど、遠目に見ると、無地。そのことから、関東では江戸小紋も色無地とほぼ同じ使い方がOKだけど、関西では、江戸小紋は「小紋」の分類で、普段着。
関西文化の影響を受けて育った管理人は、横浜にきて、この「江戸小紋」を色無地と同等に使える事に、へぇ~~なるほど。と、思いました。
では、ひより店頭の色無地と江戸小紋のご紹介。
優しい、サーモンピンクの色無地(紋なし)¥20,000 身丈159cm 裄66.5cm
江戸小紋 左/¥5,000 身丈157cm 裄68cm 右/¥5,000 身丈143cm 裄66cm