おはようございます。横浜は晴天でございます。寒いけれども、気持ちの良いお日様。
さて、今日は何の日?でございますが、今日は、46年前の1968年、日本人が初めて南極点に到達した日だとか。
樺太犬のタロ・ジロでお馴染みの「南極物語」。このお話のモデルとなった、村山雅美隊長。この隊長が率いる第9次越冬隊が達成。
この村山さん、極地通いがお好きなようで、お仕事ではなく個人で北極点も到達されたようで、北極点と南極点の2つに到達した初めての日本人。座右の銘は「可能性を信じて、前進する」。前進するのみ!って感じで、極地に挑戦されていたんでしょうね。
南極と言えば、12月14日のブログで張り付けた「南極のペンギンライブカメラ」。管理人は画像(写真)として載せたつもりが、ライブカメラの映像が、リアルタイムで映し出されております。
別に害はないのですが、こんなマイナーブログの1ページに、粛々と南極のペンギンさんのリアル映像が映し出されている事が、ちょっぴり不気味・・・。と思いつつ、時々、ペンギンさんの様子を眺めて、癒されています。
さて、本日のひより版着物用語の基礎知識。お題は「も」
「も」で始まる着物用語・・・諸なわ結び、紋、紋付き袴、木綿、モスリン・・・等々。少ない・・。
この中から「モスリン」を取り上げます。
モスリン・・・綿や羊毛単糸を使って平織した薄手の織物。起源はメソポタミアのチグリス川西のモスール(今のイラク)。ここで作られた薄地の綿織物をアラビア人がモセリニの名で各地に広め、これをフランスでモスリンと呼んだ事が、呼び名の起源。メリンスと呼ばれる事もある。メリンスはスペイン語。
日本では、モスリンは羊毛生地の事を言いますが、モスリンの素材は羊毛の他に、綿、レーヨン、アクリルなどがあり、素材による区別をつける為に、絹素材の物をシフォン、綿は綿モスリン、羊毛は本モスリンと呼ばれています。
モスリンは、保温性に優れ蒸れにくいので、昔は冬の長襦袢の素材に良く使われていました。また、発色性に優れているので、色柄の素敵な子どもの着物や長襦袢が多い。
ひより店頭にも、モスリン素材の男性長襦袢がございます。お正月にお着物をお召しになる予定の殿方、寒い冬のお着物の友として、是非お使い下さいませ。
- 能舞台 ¥1,800
- 大名行列柄 ¥6,000
- 瓢箪柄 ¥6,000
- 達磨柄 ¥6,000
- 柳生宗短柄 ¥8,000