和の店ひよりは、アンティーク着物を中心として、着物をリメイクした洋服や小物を扱っております。

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「日本文学 秋津温泉」?

「日本文学 秋津温泉」?

さて、続いて、今日のブログ・・。

今日は、夏が戻ったような気温。しかし、お空は、秋の雲、うろこ雲?いわし雲?が出ていて、お空が高い!秋晴れ。

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と、書き始めましたが・・・、続かない・・・トホホ。

いつもブログは、事務所でPCに向かってから、「さあ、何を書こうかぁ~」と、ぼっさりと書き始める。事前にネタを考えない!(仕事は家に持ち込まない)。さっき、昨日の分を書いたばかりで、そんなすぐにネタがある訳ないよ~。

こんな時は、お店でネタ探し。・・・・ん・・・ネタがない。

うだうだ過ごしていると、店主が蔵から出してきたお品を、事務所に持ってくる。一緒に見る。この時が、一番楽しい!

蔵からのお品、いろんな物があります。「これは、何だろう?」「何に使ったんだろう?」全て、お着物関係の物だけど、中には、仕立て屋さんも解説不能なお品があったりします。

こんな時、ドラえもんがいてくれたら、ポケットから便利グッズを出してくれて・・・、例えば、着物にそのグッズを当てると「私はね、・・・。」と、どんな人が着ていて、何に使われたのか判明するのに。と、何度思ったことか。

まぁ、判明しなくても、ある手がかりから、店主と勝手に妄想モードに入って、想像することが多いので、それもまた、いとたのし。

今日も、珍しい羽織を発見!

黒羽織(紋なし)で、素敵な刺繍。しかし、裏に「日本文学 秋津温泉」と刺繍あり。羽織に「日本文学」「秋津温泉」。不思議な組み合わせ。羽織は、洋服でたとえるとジャケット。名前の刺繍はあっても、温泉の名前は見たことがない。

早速、「秋津温泉」でググってみました。佐渡に秋津温泉はあるようだが、「日本文学」から鑑みると、岡山の奥津温泉がモデルになった小説「秋津温泉」だろう。藤原審爾(ふじわら しんじ)作、1962年に映画公開されている。

女優の岡田茉莉子(お若い方はご存じないでしょうね・・)さんの、デビュー100作目だとか。

それを、店主に伝えると、妄想に火が・・・。

「へぇ~。もしかしたら、関係者が記念に作らせた?」

「そ~言えば、この刺繍、普通の刺繍じゃなくて、手の込んだ珍しい刺繍だわぁ~。」

「それに、裄も長い。もしかしたら、岡田茉莉子さんが着てたりしてぇ~~!。」

と、オババ2人で、キャッキャとミ~ちゃんハ~ちゃんになって、盛り上がります。

誤解の無いように、決して遊んでるわけではございません。お仕事の一環でございます。お品物を、どうするか、商品としてそのままお店に出すか、解いて他の物に作りかえるかを、真剣に?精査しておりまする。

「日本文学 秋津温泉」の黒羽織は、状態も良く、サイズも十分着用可能なので、そのまま店頭に出る予定です。

お探しの方がいらっしゃいましたら、お声かけください。

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「秋津温泉」ウィキペディアによると、

戦後、秋津荘を舞台に、生きる希望を失い時代に流されゆく男と、変わらぬ真情を抱き裏切られる女を、時代から取り残される秋津荘の運命を背景に描く。だそうです。

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